演出=北村文典   脚本=堀越 真
松井誠 ひとり芝居

   花はなのかんばせ顔

ある人にはかつて実在した名女形への懐かしい追憶を───
ある人には女形役者に関する新たな発見を───
これはそんなひとり芝居である。



※「花顔」とは…花のように美しい顔。うるわしい顔だちのことをたとえていう語


ものがたり

 昭和三十年代初め──戦争を間に挟んで激しく変化した社会にあって、その影響を最も大きく受けたのが、
「女形」という存在だった。日本の様々な伝統芸術も息を吹き返し、戦前に劣らない活気を呈し始めていた頃──。
 楽屋には、天性の美貌と卓越した演技力によって劇団の頂点に立った≪ある新派劇団≫の≪ある女形≫がいた。
女形は、化粧をして衣裳を着け舞台に立ち……また化粧をして衣裳を着け舞台に立ち……粛々とその日の勤めを
果たして行こうとするのだったが、そんな女形の楽屋を様々な人間が訪れる。──長年に亘って女形に作品を提供
してきた劇作家、女形の舞台に感銘を受け劇作家を志望することになった青年、あるいはかつて恋愛関係にあった
映画女優などなど──。
 ある者は女形に立役転向を勧め、ある者は女形芸術の永遠不滅を力説する。舞台の様子を知らせる
モニタースピーカーから流れて来る音声からは、若い女優がかつては女形の持ち役だった女主人を演じて、
観客の拍手喝采を浴びている。
心の外に押し遣ったはずの悩みが甦り、女形を苛立たせる──。
全てを投げ出して楽屋から逃げ出してしまいたいという衝動と闘いつつ、女形は次の出番の支度を進めて行く。
果たして女形は無事に次の演目を勤める事ができるのだろうか……。
そしてこの先、女形が進んで行く道に光が射す事はあるのだろうか……。
20118/19(金)22(月)
全席指定 7,000円
8月 19(金) 20(土) 21(日) 22(月)
13:30  
16:30    
紀伊国屋ホール
新宿東口・紀伊国屋書店新宿本店4F
TEL 03-3354-0141


(土)前売開始
チケットお取り扱い及びお問合わせ コマチケットセンター
03−3207−5588
(平日のみ10:00〜17:00※発売初日は予約承ります)


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